「やりことをどのように検索すればいいのか?」を知らない人へ

このサイトの目的

 

必要に駆られただけだった

当初はVLOOKUP関数すらも神の所業のように思っておりました。そりゃそうですよね。前職では、ひたすら手作業でコピーしたりしながら手動で計算していたわけですから。笑

そんな中で色んな人に少しずつ教えを請いながら、業務として必要に駆られたものを一つ一つ学んでいきました。その際に途中から気をつけはじめたことは、単純に「この数値をこうすれば反映する」みたいな形ではなく、できる限りその式・その構成箇所の意味することを意識するようにしていました。

そうしないと応用がきかなくなっていくためです。

 

エンジニアでない人向けの情報が少なかった

当初、社内には関数が得意なビジネス側の社員が多くありませんでした。

そうするとネットで調べることになるのですが、
自分がしたいことをどのように検索すればいいのか?」という問題に何度もぶつかりました。やりたいことはぼんやりあるのですが、それをどのように言語化すればgoogleに伝えれば理解してもらえるのかわからないのです。

違う世界で生きてきた私にとって、この際の検索というのは違う国の言語に触れるような感覚でした。慣れてくると「そういう風にいうのか」って感じになるのですが、なかなかその感覚をつかむのが難しいんですね。

そして、ようやく近しい情報を見つけたとて、それは基本的にエンジニア向けの情報であったり、経験者向けの情報であることが多いのです。

すると、前提の多くがすっ飛ばされているのです・・。また、何もわからない私にとってはその部分が何を示しているのかが一つでも抜けていくと、応用がきかないのです。

恐らく自分のやりたいことに近いはずのものが目の前にある。しかし、それは確実にやりたいこととずれている。その際に一部を変えればいけそうなのですが、どこをどういじっていいのかわからない。

そんな状態でした。それでも少しずつ模索していく中でなんとなく体で覚えていったわけです。

 

そんな中で培ってきたものは他の人にも役に立つはず

なんとかなったのは「仕事で使わざるを得ない。なんとかしなければならない。」という切羽詰まった状態に置かれていたからだと思います。

でも、そうまでしないと覚えられないものかっていうと、必ずしもそうではないと思っています。なぜ、初心者がここまで苦労するのか。原因はビジネス側とエンジニア側の道は、かなり入口に近いところで二分化しています。一度どちらかの道に入ると、全く違う方向へ進んでいきます。そして互いの分野に苦手意識を持ち、自分とは違う人種だと感じるようになります。

特にエンジニア側は専門性が強く、理解すべき言葉や用語も多いので、二分化はより色濃くなります。ビジネス側が学ぼうと思うと、それらの分かれ道になった部分まで戻らなければなりませんが、もはやそんな情報はどこにいけばあるのか。私も表層的な理解で終わっている部分があることを自身に強く感じており、この辺りは今後学び直さなければならないと感じています。

少し脱線しましたが、エンジニアではない、なんの専門性もない私が学んできたことだからこそ、それを伝えることに大きな価値があると思うのです。

エンジニアに言わせれば「そんなこと今更・・」とか「厳密には・・」みたいなことが多々あると思うんですが、細かいことはいいからとにかく、「自分の置かれた環境でとにかくなんとかせにゃならん」そんな人の力になれるはずと思っています。

 

自分の備忘録でもある

そしてこれは自分用の備忘録でもあります。

現在の仕事で培ったものが多く、一度扱ったものに関しては、同じようなことが起きた時には使い回しになります。すると、新しい切り口の問題が来た時に、「これどういうことだっけ?」となるわけです笑

また、ビジネス側の後輩などに教えてあげる時なども、いちいちメモを書かなければいけない。それを回避できたらな・・でも、社内資料で終わらすために書くのはなんとも気が乗らない。笑

まぁ、そんな理由でこのサイトを作ることにしました。構想や構成なども実はあまりしっかり考えられていないので、とりあえず書きながら試行錯誤していこうと思っています。何か一つでも皆様の役に立つことがありましたら幸いです。